レイジーマンコーヒー 80g

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名称:レギュラーコーヒー
原材料:コーヒー豆
生産国:タイ・チェンマイ県ノンタオ村
内容:80g

販売:ナマケモノ倶楽部
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タイ北部チェンマイから車で1時間半、カレン族が伝統的に暮らすノンタオ村から届いた、森林農法のコーヒーです。
良質なアラビカ豆を天日干しし、丁寧に焙煎。上質ですっきりとした味わいは太陽、水、木々に宿る精霊たちによるギフトです。

●レイジーマン物語

タイ北部チェンマイ郊外にあるノンタオ村。山岳民族カレンが伝統的に暮らす村です。カレン族は昔から森と一体化した暮らしを営み、木をとても大切にしてきた人々です。森と私たちはつながっていて、私たちの身体に5つ、森を含む生態系に32の精霊が宿っていると考え、水や森や動物たちを敬ってきました。
ところが、70年代から80年代にかけて農業の近代化の波が押し寄せ、人々は政府の指導のもと、借金をして森を切り拓き、農薬や化学肥料を大量に使ってお金になる作物だけを作るようになりました。

そうした農業のあり方に異を唱えたのが長老ジョニ・オドチャオさんです。かつては近代農業で何度も表彰されたような人ですが、すべてがお金に換算されるような農業に嫌気が差し、ぱっとやめてしまったのです。小さいころ、祖母が話して聞かせてくれたカレン族に伝わる民話のひとつ「レイジーマン(日本でいう“ものぐさ太郎”)が彼の頭によみがえりました。ジョニさんは、外の世界から持ち込まれた貨幣という物差しに頼らず、森の精霊たちとともに家族と幸せに暮らす生き方を選んだのです。

それから十数年。ノンタオ村、そしてジョニさん一家がどうなったかって? 周りの農場では生態系を無視した生産システムによる弊害で、土地がどんどんやせて作物が取れなくなり、借金漬けで仲間たちは八方塞がりに。一方、何もしない、つまり「レイジーマン(怠け者)」のジョニさんの畑は自然がよみがえり、フルーツ、穀物、野菜、コメ、そしてコーヒーなどの作物がとてもよく育つようになったのです。

「レイジーマンなんて怠惰だ」と笑われた“急ぎすぎない生き方”が今、国際的なローカリゼーション運動の中で注目を浴びています。ジョニさんには子どもが9人います。現在6番目の息子スウェ家族と9番目の娘ムポ夫婦がレイジーマン・ファームを受け継ぎ、日本そして海外からのリトリート客も受け入れています。スウェは自宅横に焙煎工房とカフェも作り、タイの社会起業家コンテストでも入賞するなど腕前をあげています。

タイでも政府や大企業による開発や工業化が進んでいますが、自然農の「レイジーマン・ファーム」を中心にしたコミュニティは、そうした流れに抵抗し、伝統から学び直したいという人たちの精神的な支柱にもなっています。

自分が生まれたカレン族の村で、家族との時間も充分に持つ中で森を守りながら育てられたレイジーマン・コーヒーは、手摘みによる収穫後、丁寧に天日干しされ、焙煎されます。クセがなく、すっきりとした味わいです。
販売価格 500円(税込550円)
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ぶらぶら店主:辻信一

いま、世の中の潮流は、グローバルからローカルへ。 ここにその豊かでワクワクするような物語たちを紹介します。 物語ブログへ